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JR九州 小倉総合車両センターを移転を発表

福岡

07/24 19:05

24日、JR九州は、北九州市小倉北区金田にある車両の修理、点検、整備を行っている工場「小倉総合車両センター」の移転を発表しました。

「小倉総合車両センター」は、明治時代に開通した私鉄「九州鉄道」の車両整備工場として1891年に創立され、JR九州では施設や設備の更新などから、総合的に判断して移転することを決めたとしています。

センターでは、鉄道車両の検査、修理、改造や技術開発を行っていて、「ななつ星in九州」を始め、特急から在来線の列車まで、九州内で走っている車両を手がけています。

移転先は、小倉駅と門司駅の間にあるJR貨物の東小倉駅の土地、約7万8000平方メートルで、2031年度末ごろの竣工を予定しています。

約15万8000平方メートルある小倉総合車両センターに比べ、移転先の面積は半分ですが、設備に新しい技術を導入し、効率的な検査体制を取るコンパクトな車両基地にするとしています。

JR九州では、土地や設備などへの投資額を約480億円としていて、今年度末の取得を目指し、JR貨物と協議を進めているということです、また、跡地をどうするかは検討中としています。

7月24日(水)のニュース