山陽新幹線500系車両が最後の勤めへ
福岡|
01/07 12:12
JR西日本が独自に開発した500系新幹線が最後の定期検査を終え博多総合車両所を出場しました。
2027年をメドに引退します。
1997年にデビューした500系新幹線は長いノーズと丸みを帯びたボディを特色とし、営業運転での時速300キロはギネス記録にもなりましたハローキティやエヴァンゲリオンとコラボするなど28年に渡り山陽新幹線の顔として活躍してきました。
7日朝、残された6編成のうち最後の車両が36カ月ごとの検査を終えました。
500系新幹線と同じ年に入社したJR西日本博多総合車両所の長澤新・運用センター長は「いわば当社の新幹線車両のシンボル的存在で残り短い期間ですけれども元気に走っていただきたい」と思いを話していました。
500系新幹線は試運転のあと「こだま」として運行され2年後の2027年を目途に全ての車両が引退する予定です。