北九州市が60年ぶりに「社会増」492人のプラスに 武内市長「反転攻勢の狼煙だ」
福岡|
01/07 17:21
「反転攻勢の狼煙!」と武内市長もやや興奮気味に語りました。
北九州市は、去年1年間の転入者が実に60年ぶりに転出者を上回る「社会増」となったと発表しました。
武内市長「60年ぶりの人口転入超過。こうなったことは北九州市の反転攻勢の狼煙が大きく上がった」
こちらは1964年、最初の東京オリンピックで小倉の街を走る聖火リレーの模様です。
この年を境に、北九州市の人口は転出が転入を上回る状況が続いていましたが、去年、60年振りに492人の「社会増」となったことが、7日、発表されました。
「社会増減」は、人口そのもののプラスマイナスを表す「自然増減」とは異なり、転入者と転出者の数の差を示すもので、北九州市の場合、まだまだ人口減は続いていますが、現役世代が増えていることを示す一つの指標といえます。
若者・子育て世代を中心に日本人の転出超過が改善されたこと。IT関連企業の進出が過去最多のペースで進み、スタートアップ企業の出現率が日本一になったことなどが要因だとみています。
40代女性「障がい者へのサービスとか、手当の分とか厚いのでそれがいいでしょうね。北九州はそれがいいってよく聞くんで」
武内市長は「この街の勢いをさらに大きく強くしていきたい」としています。