新滑走路供用に合わせ移転 福岡航空地方気象台見学会
福岡|
03/13 14:08
航空機が安全で快適に運航できるように、空港の気象観測などを行っている福岡航空地方気象台が移転し、その内部が13日、報道関係者に公開されました。
福岡航空地方気象台では、福岡空港をはじめ、九州・山口にある18の空港について、周辺や上空の気象状況を確認できるシステムが備わっていて、航空機が安全に離着陸できるよう、気象情報を提供しています。
福岡空港では、滑走路がこれまで1本でしたが、増設された滑走路の運用が1週間後の20日に始まることに伴い、福岡航空地方気象台は国際線側に建設された新庁舎に移転されました。
福岡航空地方気象台・鎌田浩嗣台長「今回の新庁舎に移りまして、予報と観測のフロアがワンフロア化されたことで、業務の連携がさらなる強化につながるというふうに考えております」
また、滑走路増設に伴い、新たに2つの風向風速計が設置され、担当者はより細やかな気象情報を提供していきたいとしています。