新たな文化拠点 福岡市民ホールオープン
福岡|
03/28 18:38
福岡市では28日、様々な施設がオープンやリニューアルとなりました。
福岡市天神、須崎公園内に28日オープンした「福岡市民ホール」老朽化のため、先日、61年の歴史に幕を下ろした福岡市民会館を継承する施設として誕生しました。
セレモニーに参加した校区内にある舞鶴中学校の吹奏楽部3人が、みんなよりちょっと早く大ホールを体験。
大ホールは、およそ2000席を有しオーケストラピットも備えられています。
舞鶴中学校吹奏楽部小中正太郎部長は「シートが柔らかくて学校の椅子よりも全然座りやすいです。見る側の人もすごく居心地がいいと思うし、壁も木でできているのでとても落ち着く空間でもあって演奏だったり、劇もみれたりしていい場所だなと思います」
同じく吹奏楽部の山本澪來さんは「思ってたよりステージとの距離が近くて、ステージに立ったら緊張すると思います」と話しました。
では、あがってみましょう!
いざ、ステージへ。
「すごく広ーい うわあ、すげえ」
吹奏楽部の脇山詩匡さんは「(客席が)横じゃなくて円状みたいになっているから客席からもステージはめちゃ見渡せるけど、ステージからも客席の方を全面的に見れてすごい」と話します。
ステージでは部活のスローガン「相思奏愛」を叫びました。
また、一般市民も自由に施設を見て回れる見学会が開かれました。
こちらは客席およそ800席の中ホール。
市民ホールに導入された新しいピアノの演奏とお披露目が行われ、集まった市民らがその音色に耳を傾けていました。
ピアノを演奏した加来ゆき絵さんは「すごくお客さんにも音が伝わりやすいホールといいますか、響きもしっかり届くような、弾きやすいちょうど良いホールだなと思います。」と感想を話しました。
こけら落としは29日から2日間、福岡ゆかりのミュージシャン、MISIAさんによるコンサートが行われます。