PFOS等超過の対策 芦屋基地と九州防衛局に要請書
福岡|
03/28 19:43
航空自衛隊芦屋基地や周辺の地下水で発がん性などが指摘されている有機フッ素化合物が検出された問題で、福岡県知事や町長らが九州防衛局長と基地に要請書を提出しました。
福岡県が今年1月、芦屋基地周辺で7か所の井戸水を調査したところ、5か所で暫定の目標値を超える値が検出されました。
基地に隣接するエリアでは10倍を超える値も検出されています。
原因は基地内の地下水の影響である可能性が高いと考える福岡県と芦屋町・岡垣町・遠賀町の3町は原因の究明とPFOS・PFOA除去の支援措置などを求め、九州防衛局と基地に要請書を手渡しました。
九州防衛局は要請書を受け取ったものの原因を基地内に求める姿勢には慎重な構えを崩さず「PFOSは様々なものに使われている」「どこに原因があるのか確たることは申し上げられない」とコメントしました。