医療搬送用ヘリ6人死傷事故 機体を陸揚げし異常の有無を検証
佐賀|
04/10 12:03
長崎県・対馬沖で医療搬送用のへリが着水・転覆し、乗っていた6人が死傷した事故で、10日、機体が陸上へ引き揚げられました。
「午前8時前です。唐津港にヘリを載せたサルベージ船が入ってきました」
6日、対馬空港を飛び立ち福岡和白病院に向か途中、長崎県対馬沖で着水・転覆し、6人が死傷したヘリは、午前8時半ごろ、佐賀県・唐津港の東港で陸揚げされました。
機体は、プロペラが根元付近から折れ、操縦席のフロントガラスも大きく割れているのが確認できます。
これまでの聞き取りで調査で、機長が手動でフロートを出し、不時着せざるを得なかった事態が発生した可能性があることがわかっています。
今後、海上保安部と国の運輸安全委員会が、機体や機器の異常の有無など詳しく調べる方針です。