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日本経済大学の学生 ミャンマー地震へ募金活動

福岡

04/11 18:00

大地震で被災したミャンマーを支援しようと、福岡県太宰府市の日本経済大学の学生が募金活動を始めました。

募金活動には学生ボランティア団体「おもいで」の部員や、ミャンマーからこの春入学した2人の留学生などおよそ30人が参加しました。

ミャンマーからの留学生トウアウンさんは「食べ物もきれいな水も手に入れるのは結構難しくなる。だからみんなの協力が必要だと思います」と呼びかけました。

長年ミャンマーで人道支援を行う井本勝幸特命教授によりますと、海外からの支援は軍事政権に届き、民主派・少数民族の人々へは十分に行き渡らない状況にあるということです。

募金を呼びかけた「おもいで」の部長山﨑龍弥さんは「井本先生に直接渡した方がちゃんとした経路で支援できると思う」と話します。

募金は13日まで行われ、集められた支援金は井本さんを通して直接、被災地へ届けられるということです。

東南アジアの国ミャンマーでは2021年、国軍がクーデターを起こして軍事政権が誕生しました。

そこに民主派や少数民族勢力が反発し4年以上内戦が続く中、今回の地震が起きました。

人道支援を続ける日本経済大学特命教授の井本勝幸さんによると国際支援は政権を持つ国軍がコントロールするということです。

井本さんはこれまでの繋がりで、民主派や少数民族の人々に、直接支援するルートを持っています。

せっかくの募金が国軍に利用されることがないよう、募金先は慎重かつ的確な判断で選んでほしいとしています。

日本経済大学による募金呼びかけは12日と13日西鉄太宰府駅前で行う予定です。

4月11日(金)のニュース