国の登録無形文化財にも 新茶シーズンを前に八女市で”手もみ”競技大会
福岡|
04/15 18:34
間もなく新茶のシーズンです。福岡の茶所・八女市で15日、伝統的な「手もみ」の技術を競う大会が開かれました。
今年で41回目を迎える「福岡県八女茶手もみ競技大会」。
出場したのは40歳までの若手の生産者です。
今ではほとんどが機械化されているお茶の加工ですが、昔ながらの手もみ製茶は、余計な力が加わらないため出来上がりも美しく、去年12月には国の登録無形文化財になりました。
技術の伝承を目的に、3人1組の9チームが5時間かけて蒸した茶葉をもみ、その動作や出来上がりの味を競います。
前回優勝者「しっかりもんでいい形作っていきたい」「2連覇目指して頑張る」
今年の茶葉は2月と3月に寒い日が続いたことで、ゆっくりとうまみを蓄えながら育ったということです。
優勝チームは秋(11月)に静岡で開催される全国大会に出場します。