JR九州クイーンビートルを韓国企業に売却決定
福岡|
04/17 12:06
“浸水隠し問題”で運休していた日韓を結ぶ高速船「クイーンビートル」について、JR九州が17日、韓国の企業に売却すると発表しました。来月、引き渡す予定です。
JR九州高速船は、去年2月にクイーンビートルの浸水を確認していましたが、国土交通省に報告せず、浸水感知センサーが作動しないように位置をずらすなど意図的に隠蔽を繰り返し運航していたとされます。
福岡海上保安部は9日、JR九州高速船と、当時の社長ら8人を書類送検していて、いずれも容疑を認めているということです。
運航再開を断念し、売却先を探していたJR九州は17日、韓国・プサンの旅客運送事業を営む会社「パンスターラインドットコム」にクイーンビートルの売却が決まったと発表しました。
この会社は、プサンと対馬・大阪を結ぶ船舶事業も行っているということです。
引き渡しは、来月を予定しています。