ヘリ事故を受け佐賀航空に国交省が立ち入り検査
佐賀|
04/17 13:09

長崎県・対馬沖でヘリコプターが着水・転覆し、6人が死傷した事故を受け国土交通省が佐賀市にあるヘリの運航会社に立ち入り検査を行いました。
今月6日長崎県の対馬空港から福岡市の病院に向かった医療搬送用ヘリが対馬沖で着水・転覆し、乗っていた患者や医師ら3人が死亡、機長ら3人がけがをしました。
この事故を受け国土交通省大阪航空局はヘリを運航していた「エス・ジー・シー佐賀航空」に対し安全管理体制の調査のため16日から航空法に基づく立ち入り検査を行ったということです。
検査では職員への聞き取りのほか機体の整備状況の確認などを行ったということです。
国の運輸安全委員会のこれまでの調査によりますと機体の損傷状況からヘリは右に傾きながら接水したとみられていて事故原因の調査が進められているほか海上保安庁が業務上過失致死傷などの疑いで調べを進めています。