久留米市で小学校教師“殺害”控訴審 一審の懲役16年判決を支持し夫の控訴棄却
福岡|
04/18 14:03
福岡県久留米市で、小学校教師の妻を殺害したなどとして、一審で懲役16年の判決を受けた男の控訴審判決で、福岡高裁は18日、弁護側の控訴を棄却しました。
判決によりますと、渡邉司被告(43)は、2023年9月、久留米市の自宅で、妻で小学校教師の彩さん(当時35歳)の首を圧迫して殺害し、死体を遺棄した罪に問われていました。
一審の福岡地裁での裁判員裁判で、渡邉被告は死体遺棄は認める一方「妻は自殺だった」と主張しましたが、殺害を認定する懲役16年の判決が言い渡され、弁護側が控訴していました。
18日、福岡高裁で開かれた控訴審判決で、松藤和博裁判長は、「原判決にはおおむね不合理な点はなく、結論は支持できる」として、控訴を棄却しました。