メタボ関連がん(前立腺・肝臓・膵臓がん)撲滅へ 多久市と佐賀大学が連携協定
佐賀|
04/28 17:32
メタボリックシンドロームに関連するがんの撲滅を目指し、佐賀県多久市と佐賀大学が連携協定を結びました。
多久市と佐賀大学医学部附属病院が28日に結んだ協定は、健診データを用いて、メタボ関連がんである前立腺、肝臓、膵臓の3つのがんの撲滅に挑もうというものです。
運動不足や偏った食生活で肥満や糖尿病、高血圧など複数の異常が重なっていることを示す「メタボ」ですが、佐賀県は、がん発症リスクを高めるこの「メタボ」の人が全国的にも多いとされています。
横尾俊彦・多久市長「500メートル先のコンビニへ行くのに軽トラで行ったりしますよね。気を付けて動くっていうことをしないと、体の中に入ったカロリーが消費されないまま次の日になる」
佐賀大学が、自治体とこのような協定を結ぶのは多久市が初めてで、今後、協力して生活習慣病対策や特定健診・がん検診の効率的な運用などを図っていくということです。