全国で相次ぐ道路の陥没事故を防げ 福岡県で情報共有のための連絡会議が開催
福岡|
04/30 18:49
道路の大規模な陥没事故を防ぐため、上下水道やガス管など、福岡県内にある道路下の構造物の点検情報を共有する専門部会が30日開かれました。
30日未明から京都市で発生した国道の冠水は、古い水道管の破損が原因とみられています。
また1月の埼玉県八潮市の陥没事故は、主に地下に埋められていた下水道管の破損によるとされています。
インフラの老朽化が原因とされる事故が続くなか、30日福岡県では…
福岡国道事務所・金井仁志事務所長「同様の事故を防ぐため、情報共有を図るとともに…」
道路の下にある設備の点検に関し、情報を共有する専門部会が立ち上げられました。
上下水道・ガス・電気・通信設備などの占用者と、道路を管理する国や県内すべての自治体が加わります。
例えば、30年以上経った水道管の点検計画と結果を共有し、効率的なメンテナンスにつなげる役割を務めます。
来月頃までに道路下の空洞に関する調査計画などを共有する予定です。