福岡労働局 最新雇用情勢発表
福岡|
05/02 14:31
2日、福岡県の最新の雇用情勢が発表されました。
有効求人倍率がほぼ横ばいを続ける中、新規求人数が減るなど、やや弱さが見られます。
福岡労働局によりますと、今年3月の福岡県の有効求人倍率は、前の年の同じ月と変わらず1.20倍でした。
建設・小売りを中心とした求人の増加で、高校新卒者の求人倍率は過去最高の3.98倍となりました。
一方、人件費や物価高騰の影響から、企業側の求人の動きにやや弱さが見られ、新規の求人数全体は3カ月ぶりに減少しました。
アメリカの関税政策の影響について、現時点で県内の企業で人員整理の動きなどは把握していないものの、4月以降に影響が出る可能性もあり、雇用調整助成金などの相談への対応を含め、注視していきたいとしています。