日産工場閉鎖方針に武内市長「雇用や生活に直結」
福岡|
05/15 17:41
日産自動車の工場閉鎖の方針を受け、北九州市の武内市長は、15日の会見で「少なからず市民の雇用や生活に直結する課題」であると述べました。
日産は13日の記者会見で、2027年度までに国内外7つの工場を閉鎖する方針を明らかにしています。
福岡県苅田町には日産の2つの工場があり、隣接する北九州市を含め多くの関連企業が集まっています。
15日の定例会見で、武内市長は「私たち北九州市民も1000人以上働いている。関連企業も含めれば少なからず市民の雇用や生活に直結する課題だ」と話しました。
また武内市長は、先日、日産のエスピノーサ社長と面会した際、苅田工場に関する地域経済への影響が最小限となるように求めたことを明らかにしました。
社長からは「重要な拠点であり、雇用や生産については最大限努力する」と返答があったということです。