佐賀の小学校で不審者対応訓練 立川の事件を受け強化
佐賀|
05/19 15:07
佐賀県基山町の小学校で、校内に侵入した不審者に対応するための訓練が行われました。
2年生の教室に”不審な男”が侵入した想定で訓練が始まりました。
教職員は児童らを避難させた上で、椅子などやさすまたを使って男との距離を保つなどし、警察が到着するまでの初期対応を確認していました。
訓練に参加した児童は「不審者に何もされないように静かに廊下に並んで体育館に行った」と話していました。
実際に不審者役に対応した中村友香先生は「初期対応の大事さを知りました。出来るだけ子どもたちから距離を離す。きょうの訓練や今までの訓練を活かして不審者対応したいと思いました」と話していました。
基山小学校では毎年、訓練を実施していますが、8日に起きた東京・立川市の小学校の事件を受け、今年は新たに”ネットランチャー”を使った訓練も行いました。