大雨災害を想定 ドローン活用した救出救助訓練
佐賀|
05/23 11:54
本格的な梅雨入りを前に佐賀県鳥栖市で警察や消防が、23日ドローンなどを活用した救助訓練を行いました。
鳥栖市下野町の筑後川河川敷での訓練には、警察や、消防などの職員およそ30人が参加し、線状降水帯によって市内全域に内水氾濫が発生した想定で行われました。
訓練では機動隊員がドローンを使って被災状況を確認した上でけがなどして避難できず孤立した住人2人を警察と消防の救命ボート2艇で救出救助を行いました。
鳥栖警察署小池貞幸警備課長は「警察・消防ともに最終的には公助というところ、一人でもいのちを救えるような活動をしたいということで訓練を行っている」と話し、住民の皆さんには自分で自分の身を助ける「自助」、共に助け合う「共助」にも努めて欲しい」と話しました。