郵便局員が「自転車飲酒運転」にNO 摘発急増中
福岡|
05/23 12:38
自転車による飲酒運転の摘発が急増していることを受け、郵便局と警察が23日、合同で交通安全を呼びかけるキャンペーンを行いました。
福岡中央郵便局では、配達作業中の局員が自転車に乗りながら酒を飲んでいる人物を見つけたという想定で、素早く警察へ通報する訓練が行われました。
中央警察署によりますと、去年11月に自転車の飲酒運転が厳罰化されて以降飲酒運転の摘発が急増し、今年1月から4月までの件数は去年の同じ時期の6倍にのぼっています。
郵便局ではこれまでに、全国で2000を超える拠点で飲酒の有無を確認する点呼を適切に行っていなかったことが発覚しています。
配達員らは、市民の手本となって飲酒運転撲滅をめざす「プロドライバー宣言」でキャンペーンを締めくくりました。