福岡市 医療ケア児の訪問看護利用拡充へ
福岡|
06/03 18:30

福岡市は3日、医療的ケア児の訪問看護利用の拡充などを盛り込んだ、一般会計補正予算案を発表しました。
福岡市の6月補正予算案は、一般会計で13億3000万円余となっています。
今年1月に福岡市博多区のマンションで医療的ケア児の7歳の女の子が死亡した事件を受けて、福岡市は看護・介護する家族等への支援拡充を提案に盛り込みました。
支援の対象者は、在宅で人工呼吸器を24時間使用する医療的ケア児と医療的ケア者の看護・介護を行う家族です。
福岡市では、看護・介護者のレスパイト(小休止)を目的とした訪問看護を提供していて、利用時間は年間48時間と上限が定められています。
この上限を試行的に年間338時間まで拡充し、8月開始目途として提案されます。福岡市議会の6月定例会は10日開会予定です。