九州歯科大学の准教授をセクハラ・アカハラで解雇
福岡|
06/25 17:50

北九州市小倉北区にある九州歯科大学は25日、50代の歯学部の男性准教授を23日付で分限解雇処分にしたことを発表しました。
大学によりますと、男性准教授は、複数の学生に対し、わいせつ行為やセクシャルハラスメント、アカデミックハラスメントに繋がる発言や、情報漏洩と認められる不適切な行為を繰り返していたということです。
去年12月、被害生徒の1人から別の教授に相談があり発覚しました。
男性准教授への聞き取りや調査の過程で被害生徒が複数いることが分かりました。
学校は事案の詳細については公表していません。
男性准教授はセクハラや情報漏洩など一部を認め、「教員として不適切だった。深く反省している」と話しているということです。
公立大学法人九州歯科大学は
「本学教員が、本学学生に対してこのような不適切な行為を行ったことは、誠に遺憾であり、被害学生をはじめ関係の皆様に深くお詫びを申し上げます。今回のことを厳粛に受け止め、今後二度と同様のことが発生しないよう、教職員の倫理意識の高揚を図りながら、再発防止と信頼回復に努めてまいります。」とコメントしています。