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西九州新幹線の未整備区間を巡り佐賀県の山口知事が「北陸新幹線を切り口に」と議論を呼びかけたことについて、ＪＲ九州の古宮社長は議論に応じる意向を示しました。

山口知事は２０日、県議会で整備方針が決まっていない新鳥栖・武雄温泉駅間について「さまざまな課題が顕在化している北陸新幹線を切り口に議論するのが有意義」と長崎県とＪＲ九州に議論の再開を提案していることを明らかにしました。

ＪＲ九州の古宮社長は２７日・・・「切り口にと言ってもどういうことが切り口かは分かりませんけど」「また３人で集まって話をすることには意義があるんじゃないかなと思っています」と、去年５月以降途絶えている佐賀・長崎・ＪＲ３者のトップによる意見交換に意欲を示しました。

また、久留米や大牟田など福岡県南部への乗り入れを目指す動きについて古宮社長は「佐賀駅を通るルートが望ましい」とする従来の考えに変化はないとしました。