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飯塚市の住宅で２９日朝、９３歳の女性が死亡しているのが見つかりました。警察は、女性を足蹴にするなどしたとして、５９歳の息子を傷害の疑いで逮捕しました。

警察によりますと、飯塚市北古賀の自営業、山下浩二容疑者（５９）は２７日午後７時ごろ、自宅で母親の春子さん（９３）に、顔や膝付近を足蹴にするなどして、傷害を負わせた疑いが持たれています。

警察の調べに対し、山下容疑者は「間違いありません」と容疑を認めています。また、「母親の日頃の生活態度に頭にきていた。仕事が終わり帰宅して口論になり蹴った」と話しているということです。

山下容疑者は自ら警察署に通報し、警察官が駆け付けたところ、自宅１階の廊下部分で倒れて死亡している春子さんを発見しました。

警察は、３０日、司法解剖を行い、死因を詳しく調べることにしています。