皿倉山滑り台で9人けが 北九州市長が現地で安全性確認
福岡|
07/04 08:41
けがをした人の判明が相次いでいる北九州市の皿倉山にある滑り台を3日、武内市長が視察し、安全性の確認などを行いました。
「皿倉山ロングスライダー」は4月25日に利用が開始されましたが、台湾人観光客のけがが判明し、3日にも市が新たに2人のけがを公表するなど、使用禁止になるまでの40日間で、少なくとも9人が骨折などのけがをしました。
対象年齢は6歳から12歳とし、危険な行為はしないなど注意喚起の看板を設置していましたが9人のうち8人は成人でした。
現地を訪れた武内市長は担当課職員から遊具の安全性などについて説明を受けるとともに周辺の看板などをチェックしました。
武内市長「このスライダーというもの、多くの皆さまにご利用いただいている。スピード感をもって同時に丁寧に検討を進めていきたい」
市は、安全な利用についての周知徹底を強化し、できるだけ早期の再開を目指す方針です。