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過去最悪の被害となっているニセ電話詐欺などの被害を防ごうと福岡県庁で啓発ロビー展が始まりました。

福岡県警によりますと今年５月末までのニセ電話詐欺の認知被害額はおよそ２２億６千万円で前の年の同じ時期に比べおよそ１７億９千万円増えています。

こうした被害を防ごうと、県と県警が共同で８日から啓発ロビー展を行い、悪質な詐欺の手口についてパネルや映像を通して紹介します。

福岡県生活安全課の梅津泰子さんは、「県内では、警察官をかたったニセ電話詐欺の約７割が国際電話からかかってきており、県では、県警察と共同して国際電話利用休止サービスに関するサポート等を行っていきます。」と話します。

１４日から１８日までは、詐欺を未然に防ぐ携帯電話の設定などを警察官が直接サポートするブースが設けられます。