中学校でいじめ重大事態の認定遅れ 北九州市教委が謝罪
福岡|
07/18 18:02
18日、北九州市は、いじめの被害を訴え不登校になった男子中学生に対して、重大事態に認定するのが遅れ、対応が不十分だったと謝罪しました。
市の教育委員会によりますと、2020年当時、市内の中学校に通う男子生徒が、所属するバスケットボール部で同級生4人からあだ名で呼ばれたり、練習中に同級生の指が目に入ったなどといじめを訴えました。
男子生徒はその後、不登校となり、転校しています。当時、部活の顧問教師は練習中の事故だとしていじめとして認めず、教育委員会も重大事態として認定するまでに約1年間、対応が遅れたということです。
今回の事態について、教育委員会は生徒や保護者に謝罪を行い、再発防止策を講じるとしています。