絶滅危惧種の水草「ガシャモク」北九州市で観察会
福岡|
08/02 18:15
絶滅危惧種に指定されている希少な水草「ガシャモク」の観察会が、北九州市で開かれました。
エメラルドグリーンの水中に生い茂る水草。絶滅危惧種に指定されている「ガシャモク」です。
「ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高い」とされ、九州で自生しているのは小倉南区の「お糸池」だけです。
2日開かれた観察会では参加者たちがボートに乗ってガシャモクの様子を観察したり、写真に収めたりしていました。
参加者「花が咲いている時期が珍しいみたいで、こんなにたくさんの花が咲いていて、とてもきれいな場所だなと思って」
ガシャモクは地元の住民や小学生らが保全活動を行っていて、観察会を主催した市の担当者らは、「これからもガシャモクの生育環境を守っていきたい」と話していました。