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篠栗の山奥にスリランカの “世界遺産” !謎の巨石群の正体は絶品スリランカカレー店

福岡

07/02 18:00

福岡県篠栗町の山中に「ある国の世界遺産がある」という不思議なウワサが。

調査を進めると、なんとスリランカの世界遺産「シーギリア・ロック」を模した巨石門を持つ本格カレー店でした。

なぜ篠栗にスリランカが?店名に隠された感動の由来と、日本とスリランカの食文化が融合した絶品カレーの魅力に迫ります。

■「世界遺産!?聞いたことない…」地元民も知らない謎のウワサ

福岡市からのアクセスも良く、世界最大級の釈迦涅槃像がある「南蔵院」で知られる篠栗町。

この町に「山の中に、ある国の世界遺産があるらしい…」という不思議なウワサが飛び込んできました。

早速、調査を開始した番組スタッフ。

まずは情報が集まるであろう篠栗町観光協会を訪ねますが、職員の方は「え?世界遺産!?聞いたことないです…」と困惑した表情。

世界遺産クラスのウワサにもかかわらず、地元の観光を支える人でさえ知らないという、謎に満ちたスタートとなりました。

■調査は難航…「誰も知らない説」が浮上

観光協会からの情報で、次に訪れたのはカフェ併設の観光交流拠点「339Re」。

ここで話を聞いたのは、福岡県の無形民俗文化財「太祖神楽」の舞手で、篠栗町で生まれ育った廣田さん。

町の歴史や文化に詳しい彼女なら何か知っているかと思いきや、「世界遺産は…分からないですね。初めて聞きました」との返答。

地元に精通する人々が口を揃えて「知らない」と答える状況に、取材した岡田アナウンサーも「え、これ、誰も知らない説…」と不安を隠せません。

ウワサはただのガセネタだったのでしょうか。

■山奥でついに発見!巨石門の奥にあったのは絶品スリランカカレー店

一縷の望みをかけて若杉山方面へ移動した取材班。

山中にある人気の蕎麦屋「若杉山 蕎麦 文治郎」で聞き込みをすると、店主から「あそこですか?…岩がゴツゴツした」と、ついに有力な情報が!
その場所へ向かうと、巨大な岩で組まれた「巨石門」がありました。

そして門の先には、ガラス張りのおしゃれな建物が-。

中へ入ると、食欲をそそるスパイスの香りが漂います。

そう、この謎の建物の正体は、本格的なスリランカカレーが味わえる人気店「ひすず」だったのです。

■「シーギリア・ロックのこと」ウワサの真相と店名に込められた日本とスリランカの絆

店主のウパリさんに「世界遺産」のウワサについて尋ねると、「世界遺産はシーギリア・ロックのこと」と笑顔で答えてくれました。

店の入り口にある巨石門は、スリランカの世界遺産で「天空の宮殿」とも呼ばれる「シーギリア・ロック」をイメージして作られたものだったのです。

さらに、店名の「ひすず」にも深い意味が。

スリランカは漢字で「錫蘭」と書きます。

その「錫」に日本の「日」を組み合わせ、「日錫(ひすず)」と名付けたのだそう。

「日本とスリランカ(錫蘭)です」と語るウパリさん。

店の名前には、両国の友好の願いが込められていました。

緑豊かな篠栗町の風景が、スリランカの故郷に似ていることからこの地を選んだというエピソードも、その絆の深さを物語っています。

■和とスリランカが融合!ここでしか味わえない絶品カレー
「ひすず」のカレーは、日本の食材とスリランカのスパイスが見事に融合しています。

中でも看板メニューは「和牛ハツステーキカレー」。

新鮮な和牛のハツを炭火で香ばしく焼き上げ、20種類以上のスパイスを使ったココナッツベースのスープカレーと合わせた逸品です。

レアに火を通したハツは驚くほど柔らかく、カレーとの相性も抜群。

この店は、篠栗町の有名カフェ「茶房わらび野」の系列店。

働いていたウパリさんが“まかない”で作っていたスリランカカレーが評判を呼び、専門店としてオープンしました。

篠栗の自然に抱かれながら、日本とスリランカの文化が融合した唯一無二のカレーを味わってみてはいかがでしょうか。

7月2日(木)のニュース