JR九州株主総会 鉄道事業で「コスト低減」図る
福岡|
06/23 23:41

JR九州の株主総会が開かれ、赤字の鉄道事業に関して、今後もコストの低減を図っていく姿勢が示されました。
JR九州の株主総会には、議決権を持つ株主のうち164人が出席し、古宮洋二社長が、純損益が2年ぶりに黒字転換した昨年度の決算の他、長期の経営ビジョンなどを報告しました。
質疑応答では、赤字が続く鉄道事業への経営姿勢が改めて問われ、JR九州は「増収のための需要創出に取り組むとともに、コストの低減を図り、コロナ禍のような急な収入ダウンを乗りきれる体質を作っていきたい」と答えました。
JR九州はコスト低減策として、9月23日のダイヤ改正で福岡都市圏を含む在来線で異例の規模の運行本数削減を発表しています。
今年は株主からの提案はなく、議案は全て可決されました。