タレントの中川翔子（40）が昨年10月に亡くなった漫画家・楳図かずおさんをしのび、目に涙を浮かべた。楳図さんの大ファンで知られる中川は「楳図先生が書いてくださった漫画は、漫画という枠を超越した怖いだけではなくて、さまざまな感情をイマジネーションさせてくれる、『宇宙の中でも特異点』だったと感じています」としみじみ。自身の芸名は楳図さんの代表作「漂流教室」の主人公・高松翔から「翔子」としたそうで、「名前を勝手にいただいたり、あの怖いタッチからは想像できないくらい、いつも笑顔の印象で、先生からいただいた『またね』の言葉を胸に生きてきました。本当に先生…寂しいです」と肩を落とした。 この日行われた「楳図かずお サバラ！お別れの会」には多くの著名人が出席。楳図さんの象徴とも言える赤と白で彩られた祭壇を前に故人をしのんだ。