経団連ダイバーシティ推進委員長 社内からの女性役員登用へ仕組み作りを
経済|
01/07 23:58
日本の企業で社内から登用される女性役員の割合が少ないことについて、経団連のダイバーシティ推進委員長は、女性社員が主体的にキャリアを考えられる仕組み作りが必要だと話しました。
長谷川隆代経団連ダイバーシティ推進委員長
「キャリアパスを一緒になって考えて、それからちゃんとロールモデルを作って、自分もやればできるんだ、挑戦していいんだという気持ちを女性に持ってもらうということがすごく大事だと思います」
電線メーカーのSWCC社長でもある長谷川氏は、社内からの執行役員への女性の登用が少ないことについて、男女公平に役割を与えられると思える機会を具体的に作ることが必要などと述べました。
また、政府が掲げた今年までにプライム上場企業の女性役員比率を19%とする目標について、現実的に可能な範囲に入ってきたのではないかと自信を見せました。
理由として、経団連会員企業で去年7月に16.8%とその前の年から2.7%増えたことを挙げています。