「セブン－イレブン」は大手コンビニで初めて、家庭の使用済み食用油を回収し、リサイクルする実証実験を始めました。
　油の回収は、千葉県にある「セブン－イレブン」の一部店舗などで始まりました。
　レジで専用の容器を受け取り、回収ボックスに入れる仕組みです。
　集まった油は、SAFと呼ばれる持続可能な次世代航空燃料を製造し、成田空港に供給する予定です。 セブン－イレブン・ジャパン
　吉田希美枝さん 「地域の中の資源循環の拠点になるということが非常に大きな目標の姿」
　実証実験にはセブンや石油元売り大手など7社が参加していて、回収ボックスは千葉県内のスーパーや大規模マンションにも設置されます。
　業界の垣根を超えて、年間およそ10万トンに上る家庭の油を活用する仕組みを構築する狙いです。