ホンダ、「N-BOX」など155万台リコール 走行中エンストの恐れ
経済|
01/31 19:15
ホンダは「N-BOX」など8車種で155万台余りのリコールを届け出ました。エンジンの装置に不具合があり、エンストする恐れがあるということです。
リコールの対象は2017年7月から2024年11月までに製造されたホンダの「N-BOX」や「N-WGN」「N-VAN」など8車種、合わせて約155万6800台です。
国土交通省によりますと、エンジンに搭載されている排気ガスを再循環させる装置で不適切な材質が使用されていたということです。
このため、エンジン内で発生する結露によって金属がさびてしまい、そのさびの一部が制御装置に挟まって最悪の場合、走行中にエンジンが止まってしまう恐れがあるとしています。
これまでに111件の不具合が確認されていますが、事故の報告はありません。
ホンダは対象車両すべてで部品の交換やさびを取り除く措置などを行うとしています。