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“物言う株主”米ファンドまた書簡「独裁者が支配」 辞任要求に日枝氏コメントは

経済

02/04 18:30


 「なぜ、たった1人の独裁者が40年近くも支配してきたのか」。“物言う株主”が、この人の辞任要求を突き付けました。 ダルトンの書簡から 「なぜ、たった1人の独裁者がこの巨大な放送グループを40年近くも支配することが許されてきたのでしょうか。信じ難いことです!」
 公式なビジネス文書にあえてビックリマークを付けて驚きを強調した、アメリカの投資ファンド「ダルトン・インベストメンツ」。物言う株主として知られています。
 そのダルトンがフジ・メディア・ホールディングスに3度目の書簡を送り、フジテレビの日枝久取締役相談役(87)の辞任を強く求めました。 ダルトンの書簡から 「どうしたらフジテレビはスポンサーさらには視聴者の信頼を回復することができるのでしょうか。その答えは明白です。第一にこれが何よりも重要なことですが、日枝久氏がFMH(フジ・メディア・ホールディングス)及びフジテレビの取締役を辞任することです。日枝久氏はFMH及びフジテレビの取締役会を絶対的に支配しており、影響力を保持しています」
 大株主から「独裁者」と呼ばれ、辞任を求められた日枝取締役相談役。取材に応じコメントしました。
 経営刷新に向けて日枝取締役相談役の進退が大きな焦点となるなか、フジテレビの清水社長(64)は…。 フジテレビ
 清水賢治社長 「各役員の去就につきましては、この3月末の調査委員会の結果をもって改めて考えさせていただきますと申し上げている通りで、今の段階ではそれまでしか申し上げられません」
 日枝取締役相談役は4日、共同通信の取材に応じ、「人事に関しては会社が決めること」とし、辞任を求めるダルトン・インベストメンツの書簡については「知りません」と答えたということです。

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