経済同友会代表幹事「第三者委員会に報告までCM再開は難しい」フジテレビ問題で
経済|
02/04 18:35
フジテレビの一連の問題で広告主によるCMの差し止めが相次いだことについて、経済同友会の新浪代表幹事は、第三者委員会の報告を確認するまで再開は難しいとの見方を示しました。
経済同友会
新浪剛史代表幹事
「大事になってから第三者委員会になった。追い込まれたということですね。どうして会社としてそうだったのか」
サントリーホールディングスの社長でもある新浪代表幹事はフジテレビについて、一連のトラブルを巡る第三者委員会の立ち上げが遅れたことが一番の問題で、「会社で何があったかを明確にするしかない」と指摘しました。
スポンサーによるCMの再開は、その経緯や理由を第三者委員会の調査で明らかにし、「ガバナンスのあり方の検証や人権意識などの状況について説明責任を果たすこと」が条件になると述べました。
そのうえで、会社が出す改善策などにスポンサーが納得できればCMを再開していく流れになるのだろうとの見解を示しました。