「トランプ関税」に“おびえ”東証伸び悩み
経済|
03/26 09:31
25日の日経平均株価は一時3万8000円台を回復する場面も見られましたが、徐々に下落し、終値は前の日より172円高い3万7780円にとどまりました。
ニッセイ基礎研究所
井出真吾氏
「トランプ大統領の関税対象国絞り込みという発言が出てきたものですから。それに飛びついて、一時500円上昇までいったのですが、除外する対象国といっても(アメリカにとって)貿易黒字の国とか、規模が極めて小さくて影響があまりない国と想定されます。となると、株価を押し上げる持続性はあまりなかった」
トランプ関税におびえ、3万8000円を回復できない日本の株価。今後、しばらく同じような傾向が続くとみられます。
井出氏
「4月2日にトランプ政権から具体的な(関税の)内容が発表されるとみられていますけれども、(トランプ関税に関する)速報ニュースのヘッドラインに反応して、一喜一憂する場面がしばらくは続くのではないか」
(「グッド!モーニング」2025年3月26日放送分より)