三井住友海上とあいおいニッセイ同和損保が合併へ 実現すれば業界トップに
経済|
03/28 15:39
MS&ADホールディングス傘下の損害保険大手「三井住友海上」と「あいおいニッセイ同和」が合併に向けて協議していることが分かりました。
関係者によりますと、28日に開かれたMS&ADホールディングスの取締役会で、2027年4月をめどに合併を目指して協議していくことが決議されたということです。
合併後の社名など詳細は今後、詰めていくことになります。
三井住友海上とあいおいニッセイ同和は、2010年に持ち株会社のMS&ADホールディングス傘下に入る形で経営統合した損害保険会社です。
売上高に相当する2023年度通期の正味収入保険料は三井住友海上が約1兆6200億円、あいおいニッセイ同和が約1兆3600億円で、合併すると今の最大手である東京海上日動火災の約2兆4100億円を上回ることになります。