三菱商事が東大に6億円寄付 有望な技術の発掘
経済|
03/29 02:34
三菱商事は、東京大学で研究されている有望な技術を発掘し、事業化までのプロセスを支援するプログラムに6億円の寄付をすると発表しました。
東京大学
藤井輝夫総長
「これまで大学では発掘しきれなかった、あるいはその実際に(社会)実装にまで持っていききれなかった様々な技術というものにも今後、光を当てていけると」
東大にはこれまでにも大学内の技術を社会実装につなげる仕組みはありましたが、今回の取り組みは実社会のニーズを調査する商社が研究の初期段階から関わり、企業とのマッチングを促進させるような支援チームを作ることで、すぐれた技術がより世の中に実装されやすくなることを目指すものです。
三菱商事の支援は「寄付」の形を取るため、どの分野を支援するかは大学側に裁量が与えられるということです。