不振続く日産 2年間で15車種以上投入へ
経済|
03/26 19:07

業績不振が続く日産自動車は今後2年間で15車種以上を投入する予定だと明らかにしました。
日産は2024年度に800億円の最終赤字となる見通しです。
業績の改善策の一つとして、航続距離が現行モデルの約1.3倍となる新型「日産リーフ」など2年間で15車種以上を投入すると発表しました。
重要な市場の一つである北米には需要の高いハイブリッド車や新型のEV(電気自動車)を投入します。
商品企画の責任者で来月、社長に就任するエスピノーサ氏は、これまでは開発や決定などが遅かったと認めたうえで、新車開発の期間を現状の55カ月から将来的には30カ月に短縮させる考えを示しました。
今後は人員削減などの経営再建を進めたうえで、企業文化の改革にも注力すると意気込みを話しました。