米関税措置「経済に悪影響」 加藤財務大臣 G20で懸念表明
経済|
04/24 14:02
アメリカ・ワシントンで開かれているG20財務相・中央銀行総裁会議の初日の議論で、加藤財務大臣はトランプ関税が世界経済に悪影響を与えていると懸念を表明しました。
加藤財務大臣
「米国の関税措置と一部の国の対抗措置や、それがもたらす不確実性が(為替を含む)金融市場を不安定にし、実体経済に悪影響を及ぼしている」
さらに、「経済や金融市場の安定を維持するため、各国が協力しながら必要な対応を取るべきだ」と述べました。
各国からも関税についての言及が相次ぎ、初めて参加したアメリカのベッセント財務長官は、自国の立場を説明したということです。
また、これに先立って開かれたG7の会議でも、加藤大臣は「関税措置の発動は極めて遺憾」だとして一刻も早く見直すよう求めました。