中野国交大臣 ETC障害対応めぐりNEXCO中日本に「厳重注意」
経済|
05/07 19:57

中野国土交通大臣がネクスコ中日本の縄田社長と面会し、先月6日に起きたETC(自動料金収受システム)障害について厳重注意しました。
中日本高速道路
縄田正代表取締役社長
「大臣からは、まず私どもの最初の料金収入に対するご説明対応が一貫性がなかったということでお客様に大変なご迷惑をお掛けしたということを遺憾に思うと。二度とこのようなことを起こさないように注意するということで厳重注意をいただきました」
先月6日に発生したETCのシステム障害では、1都7県の106の料金所でETCが使用できなくなりました。
ネクスコ中日本は当初、通行料金の支払いを求めていましたが、今月2日に請求しない方針に転換していました。
ネクスコ中日本の縄田社長はこの対応について、課金できる利用者とできない利用者との間の不公平性を考慮したとしています。
また、各料金所で統一的なマニュアルで動けなかったことが大きな反省点だと話しました。
ネクスコ中日本は広域的なシステム障害に対する危機対応マニュアルなどを策定し、6月中をめどに国交省に報告するとしています。