吉野家HDが「ラーメン」に本格参入 調達リスクの分散も
経済|
05/19 15:25
牛丼チェーンを主力として展開する吉野家ホールディングスがラーメン事業への本格的な参入を発表しました。
「吉野家」などを展開する吉野家ホールディングスは19日、中期経営計画を発表し、今後のグローバル展開を見込んで海外でも人気の高いラーメン事業に本格参入するとしました。
5年で500店舗、売上高400億円を目指します。
吉野屋は牛肉やコメの価格高騰などで材料の調達に苦しんだ経験があり、牛肉やコメ以外の材料を使うラーメン事業への参入は調達のリスクを分散できる利点があるということです。
また、去年までに製麺などを手掛ける会社を買収しているため、製造から販売までの一連の流通網を生かせることもメリットに挙げています。