日鉄・橋本会長らが赤沢大臣を訪問 「政府の側も関税交渉をしっかりやっていきたい」
経済|
06/23 14:32
アメリカ政府との1年半にも及ぶ交渉の末、USスチールの完全子会社化を実現した日本製鉄の幹部が、正式な買収の完了を赤沢経済再生担当大臣に報告しました。
日本製鉄
橋本英二会長
「満足のいく条件で合意できたと思っています。USスチールの再生と発展に尽力して、日米での連携の一助になればと」
赤沢経済再生担当大臣
「このいわば大成功の勢いを少しでも我々もいただいて、政府の側も関税交渉をしっかりやっていきたい。交渉担当者としては、どうやったら交渉がうまくいったのかというあたりを教えてもらいたいものだというのが正直なところであります」
日本製鉄は先週、トランプ大統領の承認を受け、難航したUSスチールの買収計画を完了させました。
いまだ合意が見えないアメリカとの関税協議を続ける赤沢大臣は、「日米間のパートナーシップをしっかり進化させていくという、大変大きな一歩を刻んでいただいた」と述べ、「心から敬意を払う」と歓迎しました。