フジメディアホールディングスは25日、株主総会を開きます。フジ側と大株主、それぞれが提案する取締役候補がどのように選任されるのかが焦点となっています。
　フジテレビの親会社「フジメディアホールディングス」は中居正広氏と元社員の女性とのトラブルを巡り、これまでに人権やコンプライアンスの強化策を発表し、取り組みを進めているとしています。
　経営陣の刷新が求められるなか、株主総会では会社側が11人、大株主の外資系ファンド・ダルトンインベストメンツが12人、それぞれ独自に取締役の候補を提案しています。 ダルトン・インベストメンツ
　西田真澄氏 「株主総会前に海外の機関投資家とユーチューブとかネットメディアを使って個人の投資家に説明する機会を頂いて、それはもう結構やりきったなと思っています」
　24日、取材に応じたダルトンのメンバーはすでに自分たちの提案などによってフジ側の改革はある程度進んでいるとして「一人でも取締役候補が通れば勝ちだ」と話しました。