新紙幣発行間もなく1年 流通約50億枚、紙幣全体の3割程度
経済|
06/27 20:31

新しい紙幣が発行され、まもなく1年です。日本銀行は5月末の時点で、紙幣全体に占める新紙幣は約3割に上ると明らかにしました。
1万円札に渋沢栄一、5000円札に津田梅子、千円札に北里柴三郎がデザインされた新紙幣は2024年7月3日に発行されました。
日銀によりますと、新紙幣が流通して11カ月目である5月末の時点で、市中の紙幣約160億枚のうち、新紙幣は50億枚程度で3割を占めているということです。
前回、新紙幣を発行した2004年と比べると、11カ月目の流通比率は半分程度ですが、日銀は紙幣の総数がこの20年間で約60億枚増えたことなどが主な要因だとしています。