東京海上 自動車保険8.5%値上げ 部品や工賃の大幅上昇で10月に
経済|
07/01 12:30

部品価格などの大幅な上昇に伴い、東京海上日動火災は10月から自動車保険料を値上げすると明らかにしました。
東京海上日動によりますと、値上げは2023年度以降、3年連続で、値上げ幅は平均約8.5%です。
部品価格や工賃が大幅に上昇しているほか、保険金の支払いが増えて収支が悪化し、2024年度の自動車保険の収支は12年ぶりに実質赤字だったということです。
親会社の東京海上HDは、2024年度の決算で純利益が初めて1兆円を上回り、過去最高益を更新しました。
こうしたなかでの値上げについて「他の保険や保険以外の収益と合算管理するのは、保険料負担の公平性の観点からも望ましいものではないと考える」としています。