トヨタの業績見通し受け…株価乱高下
経済|
05/09 09:39
8日の日経平均株価は、アメリカ市場でハイテク株をはじめとする主要な株価指数がそろって上昇した流れを引き継いで反発し、終値は前の日より148円高い3万6928円でした。
ニッセイ基礎研究所
井出真吾氏
「バイデン政権の時に作ったAI半導体の輸出規制をトランプ政権が撤廃すると報じられました。これを受けて日本でも半導体関連株に買いが向かったと」
専門家が注目するのは、トヨタの株価です。
トランプ関税の影響が注目されるなか、トヨタが8日に発表した今年度(2026年3月期)の業績見通しは、本業のもうけを示す営業利益が21%減の3兆8000億円と市場の予想を下回る数値になりました。
井出氏
「トヨタは取引時間中に決算発表したんですけれども、発表直後に株価が大きく乱高下しました。恐らくトヨタが発表した業績見通しを、どう株価に反映させるか迷いが生じた。これから市場の評価が定まっていくと思います」
(「グッド!モーニング」2025年5月9日放送分より)