売り方の買い戻しが一巡 15日の東証終値372円安
経済|
05/16 08:51
15日の日経平均株価は寄り付きから大きく下げ、下げ幅は一時500円に迫る場面もありました。終値は前の日より372円安い3万7755円でした。
トランプ関税によるショックから3万8000円台まで急回復していた株価ですが、「売り方の買い戻し」が一巡したとみられます。
根津アジアキャピタルリミテッド
河北博光氏
「投資家がどんどん買っていって疲れたというよりは、システムトレードみたいに機械的にトレードする人たちがマクロファンドみたいなトレードをしている。ショートカバー(空売りの買い戻し)みたいなものが一巡した」
14日のダウ平均は前の日と比べて0.21%下げたのに対し、15日の日経平均株価は前の日と比べてマイナス0.98%と、アメリカ株よりも下げが目立っています。この理由について専門家は…。
河北氏
「3万8000円のところというのは需給が重いとみていて、戻りのピッチが早すぎるとみていた人たちが多い。3万8000円で下げるのはあまり違和感がない」
(「グッド!モーニング」2025年5月16日放送分より)