熱中症保険 異例暑さ続出で過去最も早く申し込み1万件突破
経済|
05/20 13:26

関東の内陸部で今年、全国で初めての猛暑日が予想されるなか、熱中症に備える保険の契約数が販売開始以来、最も早く1万件を超えたことが分かりました。
4月下旬に今年の販売が始まった「熱中症お見舞金」は、キャッシュレス決済「PayPay」専用の保険です。
一日100円からの保険料で、熱中症による治療費や入院費用などを保障します。
住友生命の子会社などが開発しました。
関東では4月に今年初の真夏日となるなど全国各地で季節外れの暑さが続出するなか、今シーズンの申し込みは19日までに約1万3000件に達していて、2022年の販売開始以降、最も早いペースで増えているということです。
住友生命などがまとめた「熱中症白書」によりますと、高血圧や糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病がある人は熱中症の入院リスクが2倍から5倍程度高く、良質な睡眠や継続的な歩行習慣などが熱中症の重症化を防ぐ可能性があるとしています。