食用ナマズ「パンガシウス」輸入急増 他魚種の不漁を補う フワフワ食感で淡泊
経済|
06/07 09:25
6日、政府は2024年度の水産白書を公表しました。
サンマやサケ、スルメイカの不漁が長期化していて、3種を合わせた漁獲量は2014年からおよそ5分の1にまで激減したということです。海水温の上昇や海流の変化が要因とみられています。
魚の不漁の影響を受けて、急速に輸入量が増えているのがナマズの一種、パンガシウスです。
東南アジアを中心に生息するパンガシウス。主にベトナム産で2024年の輸入量は前年と比べて4割以上増え、初めて1万トンを超えました。
フワフワとした食感と淡泊な味が特徴で「白身魚」として寿司やフライに使用されるなど、飲食店や食卓に浸透しつつあります。
(「グッド!モーニング」2025年6月7日放送分より)